減量手術への道のり
最も大切なことは準備を怠らないこと
病的肥満(高度肥満)に対する手術療法(減量手術・肥満手術)はあくまでも最終手段です。ありとあらゆる努力をしたにもかかわらず減量がうまくいかなかった場合のみに行われるべきだとされています。手術後の体重減少は確実で糖尿病・高血圧・睡眠時無呼吸などの併存する病気も高い確率で治癒または改善するでしょう。しかし、手術そのもののリスクや短期的、長期的な合併症の可能性もあります。それらを含めてトータルで手術治療がいいと判断したときにこそ手術治療は最良の結果を持ってきてくれるでしょう。.
全てを理解して自分で決断して前へ進むこと
まず貴方が初めにすべきことは病的肥満とはどういう状態をいうのか、なぜ肥満に手術治療が必要なのか、手術はどのように発展してきたのか(歴史)、手術はどのような効果と限界があるのか、手術の危険性はどのようなものがあるのか、長期的にはどのような結果が望めるのか、どのような種類の手術が貴方に適しているのか、etcなど多くを学び理解することです。日本にはまだそのような書物がありませんのでこのサイトでは貴方が必要とされる情報を一通り公開しています。このサイトの隅々まで読んでいただければ殆ど減量手術に関する知識は得ることができるでしょう.
手術治療までの流れ
- 病的肥満、減量手術(肥満手術)についてこのサイトや減量手術.comで学んで下さい
- もし、手術治療に興味があればバリアトリックセンターへ問い合わせます(
メール、電話) - 減量手術の適応があると判断された場合は外来を受診します(コーディネーターと面談)
- センターのスタッフで話し合いをもって手術の候補者であると判断したら手術を担当する外科医の外来へ紹介されます
- 手術を担当する外科医が外来で診察して患者様やご家族との面談をします
- 『サポートグループ(患者会)』へ参加をして体験談等を聞いたり質問したりします
- 手術希望が強ければ入院(3日間)して手術に必要な検査や減量手術に関する簡単な筆記テストを行います。
- 術前検査を結果をふまえて手術がその患者さんに最良であるかどうか判断します
- 検査結果、センターのスタッフ、家族の意見等を総合的に判断して手術するかどうか決定します
- 入院して手術を行います
- 退院後も定期検査やサポートグループへの参加を通して健康状態に問題ないかチェックします。少なくとも5年の通院が必要です。.
日本ではごく限られた施設でのみ行われているため減量手術についての情報は非常に少ないのが現状です。この手術はあくまでも命を救うための手術であり美容を目的としたものではありません。脂肪吸引などの美容形成外科で行っている治療とは手術法も治療効果も全く異なります。

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